一週間前に考えた導入プランの意図は以下の通りです。
■塩水浴をする理由
導入にあたって塩水浴が効果的なのは、おおむね次のような理由です。
水の中に生活する魚の体は、真水に比べて濃度が高い(0.7%程度らしい)ので、濃度を同じにしようとする力が働くため(これを浸透圧という)、常に体内に水が浸透してくる圧力にさらされています。
金魚はこの浸透圧受けながらも水が体内に浸透しないようにすることで、相応のエネルギーを消費しています。0.5%の塩水浴をすることで、体内と外の水の濃度の差が少なくなります。その結果、浸透圧に耐えるための消費エネルギーを減らせるし、金魚への負担を減らせるというわけです。
それ以外にも、塩の持つ殺菌作用や生物との高い親和性も、塩水浴の効果に貢献していると考えられます。 経験談として0.5%より低い濃度では塩水浴の効果が出にくいという話を聞きますので、特に0.5%を選択しました。
■段階的な塩水浴
塩水浴を通して既存水槽に導入するとして、どのようにして塩水浴を実施するかが問題です。0.5%塩水とをするにしても、どのようにそれを行い、どのように水槽に導入するかは、あまり明示されていません。
金魚すくいや移動のストレス状態から水槽の平常な状態に移していくのに、どのような手順で進めることで、金魚にとって安全なのか?という視点で導入プランを考えました。
問題点は、次の2つです。持ち帰える際に入っていた小さいビニール袋から、いかに塩水浴バケツに移すか?塩水浴バケツから、いかに既存水槽に移すか?
第一の点については、温度合わせと水合わせとされています。金魚が入っているビニール袋を塩水浴バケツに浮かべて30分程度の時間をかけて、温度を合わせます。温度を合わせた上で、水合わせに移ります。
ビニール袋の封を開け、塩水浴バケツの中の塩水をビニール袋に入れます。ビニール袋に入っている水の半分くらいの塩水をビニール袋に入れます。その結果、元の水が66%に薄められました。 この状態で、10分放置。
その後、ビニール袋に入っている水と同じくらいの量の塩水をビニール袋に入れます。 その結果、ビニール袋に最初に入っていた水の濃度は66%の半分の33%になります。ここから更に10分放置。 ここまでやった上で、金魚をビニール袋から塩水浴バケツに移します。 こうすることで、段階的に塩水浴バケツに移すことができます。
既存水槽への金魚導入(5)〜導入プランの必然性 へつづく
テーマ:金魚 - ジャンル:ペット
- 2008/04/24(木) 22:57:29|
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