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既存水槽への金魚導入(5)〜導入プランの必然性

■短期間に塩水浴バケツに導入する理由

ここまでの手順はざっと、一時間程度の作業です。塩水浴バケツから既存水槽に移すときに数日かけるのに比べて、随分短期間に移している感は否めません。

これは、短期間であっても移さねばならない事情があるからです。

金魚すくいなどから金魚を持って帰ってくる際には、ビニール袋に入れられています。少量の水の中には、少量の酸素しか溶け込んでいないため、金魚は酸欠の危機に瀕しています。

金魚すくいで使われているビニール袋はとても小さいので、一晩放置して生きていた金魚はいません。つまり数時間後には酸欠死という緊急事態です。

養漁場から買って来る場合、ビニール袋に酸素を充填して封をしてくれますので、事態は異なりますが、別の意味で緊急事態であることには変わりありません。 金魚は数日間絶食しても継続してフンをしつづけます。フンから発生するアンモニアは猛毒であり、その濃度がそれほど高くなくても即死の危険があります。

酸欠とアンモニアという2つの緊急事態のために、急いで、安全な塩水浴バケツに移さねばならないのです。

■塩水浴バケツから既存水槽へ

次に、塩水浴バケツから既存水槽への導入に話を移しましょう。 時間をかける分だけ環境の変化を緩やかに移行することができます。

とはいえ、金魚の世話にそんなに長時間かけられないのも、これまた事実です。一週間と言うのが、現実的な範囲と考えます。

一週間の範囲内で、塩水浴バケツの環境に慣れ、かつ、既存水槽の環境に適応できる状態にしていく必要があります。 従って、一週間の前半を塩水浴バケツに慣れれることにあて、後半を既存水槽の環境に適応できる状態にしていくことにあてて、トータルで金魚のトリートメントになっているというプランが必要とされているということです。

そこで、最初の3日間は水質をキープながら0.5%塩水を継続し、残りの4日間かけて塩水濃度を下げつつ既存水槽の水質・温度に近づけていくということになります。

そこで考えたのが、1週間の塩水浴バケツのプランニングというわけです。




テーマ:金魚 - ジャンル:ペット

  1. 2008/04/26(土) 09:00:00|
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