年長になる上のチビは1年ほど前から練馬のお受験幼稚園に行っております。年長になりこのところ頻繁にテストが行われていますが、ここ数回のテストでは決まって偏差値50を取っている状態です。
直近はゴールデンウィーク中に実施されまして、今回のテストについて本人曰く、「簡単だった」と言っておりまして、だからと言ってどんな問題が出たか?と聞くと「忘れた」と。これを聞いて「ああ、今回も偏差値50か」と思っていました。
一昨日、テストの結果が返ってきまして、上位から5番以内という驚くべき好成績を残しました。初めての体験です。
■本人の最近の変化
ゴールデンウィーク前の2週間くらいのことです。ちょうど私が仕事のピークだったこともあり、朝の勉強を見てあげる気力が全然なく、ぎりぎりまで寝ていることが頻発しておりました。
そんな中、久しぶりに(1週間くらいぶりに)勉強を見ておりますと、どうもいい調子です。ちょっと難しい問題もスラスラ行く感じ。スピードも速くなって来ました。急に分かるようになってきたのではないかと感じておりました。
■学力の上がり方
私が大学受験を経験した際に何度か聞きましたし、自分自身その通りだと感じているのですが、学力の上がり方は、比例的(y=ax)ではなくて、階段式(y=[x])です。つまり、一定期間の小康状態の後、ぽんっと上がる、その繰り返しであるということです。
# 余談ながら、y=[x](ガウスエックスと読む)とは、y はx を越えない最大の自然数、という式でありまして、階段式のグラフになります。
毎日同じように勉強をやり続けても、「費やした勉強量に学力は比例しない」というところが肝です。ただし「勉強量が費やされていなければ学力は上がりません」。
一般的に「こんなに勉強しているのに成績が伸びない」と悩むわけですが、それは、学力の伸びは階段式であることからくる特有の悩みということが分かります。
■実体験としての「階段式」
まさに私の大学受験における学力の伸び方が、階段式でした。
現役時代に頑張ったことが一浪した直後の5月頃の模擬試験で今までにない好成績となって出ましたが、その後、半年以上にわたり小康状態が続き伸び悩みました。センター試験直前の12月下旬になって急に分かるようになり、センター試験では、今まで取ったことがないくらいいい点をゲット。そのままの勢いで二次試験も乗り切りました。
一浪中、毎日何時間も勉強していましたが、学力が伸びたのは5月ごろと12月ごろだけであり、それ以外の時期は、いい成績を残し始める同級生(予備校の)がドンドン出てくる中で、辛抱強く勉強を積み重ねているような状態でした。
■親は一喜一憂しない
学力が階段式に上がるならば、学力が上がった直後は必ず好成績を残しますし、またその直後必ず伸び悩みを経験するはずです。
自分が伸び悩んでいるうちに、周りのライバルたちの学力もポンっと上がってきますから、どんどん追いつかれまして、相対的に成績は下がっていくはずです。
お受験も「夏が天王山」という話は耳にします。その時期に「ポンっと学力が上がる」子供たちがたくさん出るということだと考えられます。
夏ごろに学力がポンっと上がる子供が「たくさん」出るということは、そこから更に学力を上げることができた子供だけが合格を拾えるということでしょう。もう一段階の学力の伸びが必要ということです。
このように考えていくと、上のチビがテストで5番以内を取ったからと言って、軽々しく喜んでいては、ぬか喜びになってしまうことが分かってきます。
上のチビの場合、学力がポンと上がるタイミングが夏よりもちょっとだけ早く来た、というだけのことであり、ここからの伸び悩み時期にドンドン追いつかれ成績が下がっていき、更に学力を伸ばさねばならなくなるというだけの話です。
たまたまテストでいい成績が取れたからといって、親は一喜一憂しない。これは親である自分自身に対して言い聞かせている言葉です。言い聞かせていないと、いとも簡単にぬか喜びしてしまいそうです。
まだまだ積み重ねるべき勉強量には達していないはず。たゆまなく努力を積み重ねていくしかないと改めて感じる訳です。
テーマ:お受験 - ジャンル:学校・教育
- 2008/05/10(土) 07:14:37|
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